なあ、ハードコアテクノって知ってるか?
この曲との出会い
20年ほど前、筆者はろくに外にも出ず、テレビも見ず、パソコンに齧り付いていた。
おかげで今も芸能人の名前は阿部寛以外知らぬ。
そんな私が心惹かれたものはただ一つ、Flashだ。
XP発売後2年、ネットの有志が集まってこれを作っていた…凄くない?
今でこそ個人レベルの創作活動は活発になっているが、
この時代にアニメーション作成環境を整えられたのは一部の好事家に限られるだろう。
10zen少年は少数かつアングラな雰囲気の作品群にみるみるうちにのめり込んでいった。
上記の作品は特に記憶に残っている。だってこんな音楽聴いたことがなかったからな。
ゴルゴがひとしきりしゃべり終わった後の後半部分で流れるのが
今回紹介したかった楽曲、Elysium Plusだ。
4つ打ち、高速、トランス系の音色、軽快なベース、声ネタ…
何年か経って、これが「ハードコアテクノ」というジャンルに属するものだと知った。
ハードコアは最高です
ハードコアテクノはなんか分派がいろいろあってちょっと難しいのだが
BPM160以上でギラッギラのピアノやパラパラとかトランスみたいなシンセ、
なんかの声を細かく切ったものが所狭しと敷き詰められた
音楽と捉えてもらえれば良いと思う。
今回紹介したElysium Plusはまさに見本といって良いくらい
ハードコアテクノらしい楽曲になっている。
冒頭の「ツェイ!」とかいう何なのかよくわからない掛け声、172というかなり速いBPMに乗せられた
煌びやかなシンセサウンド、そして何よりあのピアノ…泣きメロと言うのだろうか、
綺麗すぎて聞くたび泣けてくる。
こういう電子音楽で使われるピアノは通常のピアノとは趣が異なり、
アタックが強く、時にはディストーションなどがかけられていたりする。
(KORGのM1というシンセのピアノが良く使われるらしい)
筆者はこういったバリバリに加工したテクノっぽいピアノバッキングがとても好きだ。
その後
こうしてハードコアテクノの素晴らしさに触れた10zenは、より多くのハードコアを求めて
ゲーセンへと赴く。
(つづく)
