夢女とは何か

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こんにちは、夢女です。

現実でこのような挨拶をしたら、恥を知れとも言われかねないだろうが、

今回は齢30年、内18年間を夢女として生きる私が夢女とは何かということを書いてみようと思う。

ちなみに個人的な実体験に基づいて記すので、ソースは無い上に、人によって解釈が分かれるところであることを予めご容赦頂きたい。

定義

夢女とは女オタクの一種であり、

「推しと自分或いはそれに類する存在の間に、何かしらの関係性を夢見る」奴らのことである。

ちなみに夢女子とも呼ばれるが、ここでは夢女で統一する。

女オタクはもちろん色々な界隈に存在するが、2次元(漫画・アニメ・ゲーム他のキャラクターや作品)、2.5次元(舞台俳優・声優他)、3次元(俳優・アイドル・スポーツ選手他)などの全ての領域のオタクを指しており、特に例外は設けない。

女オタクの一種としたが、内訳は夢女4割・腐女子4割・その他2割くらいの印象である。

腐女子は「推しと自分以外の存在の間に、何かしらの関係性を求める」奴らで、自分が主体となる夢女とは根本的思想に大きな隔たりがある。

その他のオタクは推しに人気になってほしいとか、頑張って仕事をしてもらいたいとか、他者との関係を求めない奴らで、本音で言えばまあ1番まともなオタクである。(この辺は哲学的な問題に発展するので割愛する)

尚、必ずしもこの3タイプに分類されるわけではなく、1人の人間が複数の性質を併せ持つ場合も多い。

夢女の種別

「推しと自分、あるいはそれに類する存在との間に、何かしらの関係性を夢見る」と言っても、具体性が全くないじゃないかと思われるかもしれない。

というわけで、ここでは「何かしらの関係性」「自分あるいは類する存在」について、分類しながら掘り下げていく。

まず「何かしらの関係性を夢見る」というところから解釈しよう。

ここでの「関係性」とは概ね以下が例として挙げられる。

①恋愛関係

1番わかりやすく、夢女の人口としても1番多いであろう。その名の通り「推しとの恋愛」を夢見る奴らである。

夫婦・パートナー・彼氏彼女の関係性のみならず、両片思い・片思いの関係性でもここに分類される。また、性別は問わない。

近年はハッピーエンドだけではなく、最終的に別れるや付き合えないなどのバッドエンドの人気も高まっている。

②友情関係

こちらもその名の通り「推しと友達になること」を夢見る奴らであり、「友達」の定義は様々あれど、一旦ここではピュアな友達関係と認識頂いて問題ない。

③その他の関係

人口としてはかなり少ないが、先生と生徒・店員と客・兄弟・姉妹・親子・選手とマネージャーなどが当てはまる。

後述するが、選手とボール・着る人と服などの人間対物品の関係性もここに分類される。

次に、「自分或いはそれに類する存在」とは何なのか。

自分というのは現実世界に生きる自分自身そのものである。

例としては一般人の自分と芸能人の推しとの秘密の恋、みたいなものが典型である。

このような自分自身と推しとの恋愛関係を理想とする夢女は「ガチ恋」と呼ばれる。

しかし特に2次元のオタクにおいては、自分を主体として夢見た時に、自分は歳を取るのに推しは歳を取らない、もしくは作品がファンタジーで現実世界にマッチしない等の障壁にぶつかるケースがある。

そこで、自分に類する存在となるアバター的な存在を生み出し、推しとアバターが関係性を持つことを理想とする夢女がいる。

ここでのアバターとは自分自身ではなく、また自分との共通点の有無は問わない。つまり人によって性別・容姿・生い立ち・能力・所属など自由に設定できるし、何を以て自分に類する存在であるかは個人の内側だけに落とし込める。

このアバターというのは人間のみならず物品でも成立する。

夢女の中には実際に、推しの野球選手のバットになりたいとか、推しのアイドルのペットになりたいとか、推しの学生キャラの学校の椅子になりたいとか、人間以外に自分を投影する者もいる。

夢女の世界観って一体、、、?

ここで夢女ではない読者が考えるのは、自分もしくはアバターがおり、且つ推しと関係性が有るとした時に、その世界観は一体どうなっているのかという点であろう。

ここにも各夢女のそれぞれのパターンがあるが、推しが存在する世界に自分が寄っていくケースが大多数だと考えられる。

2次元のファンタジー作品が分かりやすい例だが、その作品の世界観に自分あるいはアバターが、まるでパラパラ漫画の途中に書かれた落書きのように存在していると設定するのだ。

(朝比奈みくるさんの言葉をお借りしました。)

設定厨な夢女はストーリー上で齟齬がないように作品全編を自分を入れた構成で考え直すし、そこまでではない夢女は場面を切り取ったり、アンソロジーのようなメインストーリー外のサブストーリーとして推しと自分の物語を広げていく。

一方、ガチ恋夢女の場合は、自分が現実世界に生きる存在であることを前提とするため、推しも現実世界に存在するものとして扱うことが多い。

中には「2次元と3次元は異なる世界にいるだけ」と、彦星と織姫のように考える夢女もいる。

どこで活動しているの、、、?

夢女の種別については以上だが、そもそもどこでどんな活動をしているのかという点にも言及しておきたい。

男女問わず他のオタクもそうだと思うが、そもそも自家発電できるオタクは少数派である。

ただ夢女の特徴としては、そもそも布教という思考が他オタクに対して非常に希薄であり、自分の中で完結していることがほとんどであるということだ。

その上で主な対外的活動としては以下3つにまとめることができる。

①夢小説

元々は一般的な短編小説の形であったが、専用サイトの登場で自由に名前を変更できるという画期的機能を有した。

さらにガラケーからスマホへの移行に伴ってXでSS形式の夢小説が誕生した。

その場合は名前を変更できる機能はない為、夢女を「夢主」と呼称するのが一般的である。

②メル画・LINE画

LINEの登場までは推しから送られてきたメールという体のメル画が流行していたが、その後は推しとのLINE画に移行した。

実際のメールやLINEではあり得ない効果音やオノマトペを巧みに使い、どう考えても対面で会話しているであろうものが存在する点が特徴的である。

③夢絵

pixivやSKIMAなどのイラストを依頼できる媒体が誕生したことで発展した。

更にXやInstagramなどのSNSが広がったことで、アイコンや投稿の需要も高まった。

しかし著作権に抵触する恐れがあり、受託可能な絵師の数は減少傾向にある。

結論

以上の通り、一言で夢女と表現しても各々に設定や世界観を有しており、夢女とは非常にユニークな生態をもつことが分かるであろう。

自身の夢女としての経歴も語りたいところだが、長くなってしまったので次回にさせて頂く。


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